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お尻すべり台(お尻下肢上げ):整体

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お尻すべり台(お尻下肢上げ):整体

対象者:

  • 下半身の「気血」のよどみがひどくなった人
  • 下半身太りしていてヘソの下のポッコリが目立つ人
  • 立ってじっしてることが多い仕事の人
  • デスクワークの時間の長い人

対象・目安となる症状:

  • 下肢の浮腫み・うっ血・下肢静脈瘤
  • 生理不順・生理痛・生理前症候群(PMS)
  • 浮腫みやうっ血を伴う骨盤のズレ歪み、腰痛
  • 骨盤内な臓器の不調
    →慢性の膀胱炎、脱肛、子宮脱
  • イボ痔、便秘、下半身を中心とした冷え
    などなど

やり方

  1. 自分の足~フクラハギ~鼠径部,お腹や腰の浮腫み、うっ血、たるみ具合、冷えや熱感、圧痛や動かした時の違和感などを「からだ」で感じておく。(事前のセルフチェック)
  2. 固めのベッドまたは床に膝を立てて仰向けにねる
  3. 尾骨~骨盤下部に折り畳んだバスタオル等を入れて骨盤が斜めになるようにする
  4. さらに高めのクッションを足元に置いて膝伸ばしてその上にのせる足が胸より高くなるようにする
  5. 5~30分そのまま姿勢保持
  6. セルフチェックを行い前後を比較する。
  • 膝が伸びすぎてしんどい時には
    膝ウラにもクッションを入れて軽く曲げた状態にしてもOK
  • あくまでも本人が気持ちよく出来る姿勢をとることが大事
  • 足が開いてガニマタにならないように
    外側から小さなクッション等で
    壁を作るようにするとさらに効果的なことが多い

注意事項

  • お尻を上げる角度、足を上げる高さ、
    キープする時間などは、
    “気持ち良さ”を手掛かりにして、
    「からだ」の感覚で
    “さじ加減”を調整しましょう。
  • 特に時間が長くなりすぎると、
    腰が丸まって腰が痛くなるので注意
  • また、心臓の働きが悪くなっている人は、
    急激に上半身へ血液を還すとドキドキしたり、
    胸が苦しくなることがあります。
    足上げのあまり高くしないようにしたり、
    時間が長くなりすぎないように注意して下さい。
  • この方法は、
    基本的には対症療法だとおもいます。
    症状が治まるからといって
    “未病”状態が治るという方法ではない
    と思います。(切れ味の鋭い方法ほど、
    そういう傾向が強くなるのではと思います。)
    本当に軽い「からだ」を目指すなら、
    この方法で症状を抑えた後に
    違う方法を加えていくべきでしょう。

タイミング

いつやっても
それなりの効果はあると思います。
けれども、
夜、布団の中で眠る直前に行ってから、
はずしてそのまま眠るのが一番効果的です。
内臓が上がった状態が朝までキープでき、
血行の良い状態を長く維持できるためです。

立ち仕事、デスクワークが長時間の人は、
5分でも良いので空き時間を見つけて
合間に行うと良い。
悪循環を早めに断って
どんどんひどくなるのを
先手先手で防ぐほうが
手間も時間が少なくてすむはず。

説明

下半身は重力の影響を受けて
様々なモノが溜まってきます。

土踏まずやフクラハギ、
膝裏、ウチモモには
血液が溜まって
淀んでしまっている人が沢山います。
ひどくなれば下肢静脈瘤です。

また
下肢全体にはリンパが淀んで、
浮腫みを形成したり、
肌にぷよぷよの垂みが
出来ている人も多くいます。

また、
内臓が重力に引っ張られて
骨盤の中に流れこむと、
骨盤の底は
上にのし掛かる内臓の重さに圧迫されて、
血行不良が生じます。

これが
下腹の冷えやたるみに
つながります。

大腸に影響すれば便秘や下痢、
膀胱に影響すればトイレが近くなったり、
膀胱炎になったりします。

生理痛の多くも
この上にのし掛かる内臓の重みに
影響を受けています。

圧迫がさらにひどくなると
脱肛や子宮脱へとつながっていきます。

また、
血行不良から、
骨盤の底にうっ血が出来あがると、
過多月経や血塊の混じる生理になります。

肛門周囲でのうっ血が
ひどくなれば切れ痔やイボ痔になります。

“お尻すべり台”整体は、

【重力によって
下半身へ流れこんでいた
血液やリンパ、内臓を
ひっくり返すことによって
戻してあげよう】

―という方法です。

イメージは
“砂時計”や“すべり台”です。

このコロンブスの卵のような方法は、
アイデアが斬新なだけではなく、
非常によく効きます。

そして、
簡単でシンプルです。
その上、
危険がほとんどありません。

とても
優れた方法だと思います。

重力に対する
「からだ」の反応をみながら
「気血」の流れを整えよう!
―という意味において、
“整体”という括りで
私はこの方法を扱っています。

イメージがキチンと
湧いて
一人でもちゃんと使えるように
“お尻すべり台”
と当院では呼ばさせてもらってます。

“お尻すべり台“操体について個人的に思うこと

この方法を思い付いた人に
ノーベル整体学賞を
個人的にあげたいくらいです。

最初に
この方法に知ったのは、
トコちゃんベルトで知られる
渡辺信子さんの著作に
紹介されているのを
10年くらい前に読んだ時です。

それから、
他の人や違う流派も
以前から似たようなやり方を
しているらしいということを
気付くようになりました。

どこにアイデアの源流があるのか
調べてみたいと思っています。

このアイデア(方法)を
知ってから、
自分の「からだ」で試して
実際に「気血」の動きを実感して
患者さんに応用させてもらい
多くの成果を上げてきました。

本当に、
優れた方法とは
こういう方法を言うのだと
思うようになりました。

いかんせん、
とても優れた方法なのに
キチンと評価されて
利用されていないことです。

斬新で簡単で
わかりやすぎる故に
キチンとやってみる人が
あまり少ないためだと
私は想像しています。

こういった優れた方法を
優れた方法として
キチンと評価して
私達の共通の土台(スタンダード)に
出来ない所が
私達の業界の悪い所だと
思います。

目新しくて職人技みたいなこと
ばっかり注目されて
シンプルで古いことは
どんどん忘れていく。

すごいことを
具体的に考えた人に対する
リスペクトも足りない。

つまり
私達の業界は
みんなの共通の土台に
なりうるものを
ちゃんと育てられていない。
―そのように私は思います。

逆に
それが出来れば

一つ一つの個別の技術が
各流派や個人的な体験を
離れる

沢山の人に
試される

個別の文脈を離れた
大きな枠組みの中で
再度位置付けられる
みんなの共有財産になる

互いの技術の共通点や
相違点を明らかにできる。

扱う操作概念の
成り立ちの違いが
互いに分かりやすくなる

互いの技術を交換
したり評価したりできる

より良い方法を
切磋琢磨できる

―そういうことが
出来るようになるのでは
ないでしょうか?

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