骨盤脇まくら:整体…左右差のきつい腰痛などに

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骨盤脇まくら:整体体操・整体・操体・ストレッチ
骨盤脇まくら:整体

骨盤脇まくら:整体

対象者

骨盤が左右で傾いてしまっている人

目安となる症状

  • 左右差の強い腰痛・臀部の痛み
  • 左右差のある生理痛
  • 左右差のある鼠径部の痛み
  • 左下腹から張ってくる便秘

やり方


場所

固めのベッドや床

用意するもの

バスタオルを折り畳んで
適当な厚さにしたもの

手順

  1. 事前のセルフチェック
  2. 仰向けに寝転び膝を立てます
  3. 膝を使い軽く腰を浮かせて
    腰を左右に振り、
    動かしにくい方向を見つけます。
    ここでは左側屈が動きが悪いとします。
  4. 左を下にして横向きに寝ます
  5. その状態で左骨盤の下に上図のように
    折り畳んだバスタオルを入れます
  6. 首がしんどくならないように適当な高さの枕を入れ、
    バランスが崩れないように股関節や膝を適当に曲げます
  7. その姿勢のまま10~15分キープ
  8. 仰向けになり、3.と同じように腰を左右に振ります。
    動きの左右差が減ってきてれば成功です
  9. 事後のセルフチェックをして変化を確認します

注意

下にした側が重さで
圧迫されて痛みを感じる場合は
無理をしないで下さい

付けたし

一時的に骨盤の左右の傾きをゆるめる方法です。
歪みがたまるスピードが早ければ、
これだけでは追い付かないはずです。
その場合は
毎日の生活の仕方や体の使い方を見直す必要があります。

ポイント

やはり、
気持ち良さを感じる加減で”
というのが最大のポイントです
バスタオルをどのくらいの厚さがいいのか?
どこにあてるか?
腰は軽く反った方がいいのか?
反対に少し丸くした方がいいのか?
などなど
全てこの“気持ち良さ”が
教えてくれます。

もう一つ
ポイントがあるとすれば
腰仙関節を開いてあげる
イメージを描いて
行うことです。
“くの字”なった部分を
真っすぐに近くなるように
してあげるイメージです。

説明

腕に利き手があるように
足にも利き足があります。
このせいで
左右の足の使い方に差が
あるのが普通です。

この左右差が
クセとして蓄積されてくると
骨盤の傾きとして
表面に現れてきます。

この傾きがひどくない間は良いのですが
ひどくなってくると
腰痛の要因となったり
便秘の引き金になったりします。

この傾いた骨盤を
起してあげようというのが
この“骨盤脇まくら”整体です。

骨盤の傾きには
色々な要素が影響しているのですが、
この整体は主に
“腰仙関節”という部分に
狙いをしぼっています。

横方向へ倒れこんだ
腰仙関節を起してあげよう
という単純な方法です。

この説明からわかるように
左右差のきついものに
よく効きます。
ただし、
前後の歪みが
合わさる場合は
一工夫必要に
なります。

考えて
工夫してみてください。

私的コメント

“骨盤脇まくら”整体は
臨床の中で
自分で見つけてきた方法です。
腰痛がひどい患者さんに
横向きで寝てもらい
鍼をしていた時に
少しでも楽な姿勢をしてもらおうと
しているうちに見つけました。

最初は、
鍼が主で
補助的に考えていました。
けれど、
色々試しているうちに
単独でもかなり効いているらしい
ということがわかってきたので
現在のように
単独の整体としても
扱うようになりました。

発想としては
“背中横まくら”と同じ
単純なものです。

きっと
既に誰かがやっていることだと
思います。

先例を見つけたら
教えて下さい。
さらに勉強したいと
思います。

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